Information 0007
コラム「Power of Drupal」vol.2
「Drupal、6つの自由自在をもたらすCMS」を公開しました。
コラム「Power To The People By Drupa 」の前回のエントリー「Drupal はウェブ・アプリケーションの夢を見るか」では、Drupal という CMS を特別な存在にさせている最も根本的な要因であると考えられる「Drupal は、優れたウェブ・アプリケーション・フレームワークである」という特徴について、解説を試みました。つまり、Drupal は、単に静的にページを表示するのみではなく、プログラミング次第で、もしくは、モジュールをインストールすることにより、「その機能を如何ようにも高度化させることができる」「様々な要求に対応する高機能・高サービスなサイトを構築することができる」というわけです。TransNetCreation では、これが Drupal という CMS の本質ではないか、と考えています。そして、これは、サイトの将来性を考えた場合、非常に大きな利点となるものです。とは言え、Drupal をまだ良くご存知ではないという方にとっては、「これでは抽象的すぎてよく分からない」という面も無きにしもあらずではないかと思われます。そこで、今回のエントリーでは、CMS としての Drupal の基本機能をもう少し具体的に見てみることで、Drupal の特徴となるそのメリット(利点・長所)について検討してみたいと思います。なお、本エントリーの記述は、Drupal の現時点における最新版であるバージョン6.16に基づいています。